【小説紹介】SF、ミステリー好き必見のオススメ小説

私は小説が好きでよく読む。

最近はこんなご時世なので、

専ら読書か部屋の片付けか筋トレでもして家に引きこもっています。

 

 私は様々なジャンルの本を読むが、特に好きなジャンルがSFとミステリー。

小説や映画等に吃驚やどんでん返しを求めてしまう私にとって、

この2つのジャンルは非常に興味深い。

 

引きこもり生活で小説を読み漁る中、私にドンピシャな作品と出会った。

 

それが、西澤保彦さんの「七回死んだ男」。

 

1日を何度も繰り返す特殊な体質を持った少年が、

何度も死んでしまう祖父を何とか食い止めようとする内容。

 

祖父の殺人事件を推理するというミステリーの王道要素に、

「反復落とし穴」と呼ばれる主人公の特殊体質というイレギュラーが完璧に綯交ざっており、実に見事な作品でした。

これは初見で推理できる人はいないんじゃないでしょうか。

私も途中で推理を諦めて夢中で読み進めました。

 

SFミステリー小説に関しては様々刊行されており、私もいくつか読了してきたが、

本作品はその中でも非常に伏線の回収に美しさを感じた。

最後の方は驚愕の連続でした。

また、要所要所にユーモアがあり、作品が暗くなりすぎることなく、

最後まで飽きることなく読み進めることができた。

 

 早くも西澤保彦さんのファンとなったので、他の作品も買い漁りたいと思います。

SFミステリー好きで未読の方はぜひ。